頭痛、肩こり、腰痛…慢性的な疲れや痛みの原因はコレが原因だった!
こんにちは、CROTHO編集局です!
みなさんは慢性的な頭痛、肩こり、腰痛に悩まされてはいませんか?
慢性的な疲れや痛みは人間にとってかなりのストレスになります。
しかし、ずっとそれが当たり前になっていてしっかり対処されていない方も多いのではないでしょうか?
じつは原因が分からない頭痛、肩こり、腰痛など慢性的な疲れや痛みは体が冷えているから起こっている症状の可能性があります。
今回は体の冷えに対するアレコレを簡単に紹介したいと思います。
Contents
人の平熱のベストは36.5度!
突然ですが、現在のあなたの平熱は何度でしょうか?
人は36.5度がベストの平熱だといわれています。
理由としては、血液がよく流れる体温が36・5度なのです。
大人になると風邪を引いた時くらいしか体温を測らなくなるので気付きにくいのですが、子供の時よりも平熱がぐんと下がってしまっている方もいらっしゃいます。
体温が下がってしまうと血流が悪くなり、必然的に体を冷やします。
血流が悪くなると、体内の酵素の働きがにぶくなります。
酵素は栄養を全身に届けてくれる重要な働きをしていますが、血流が悪いせいで栄養が全身に行き渡りにくくなってしまい、その結果体内に老廃物が溜まりやすくなります。
そのため風邪をひきやすくなってしまったり、疲れやすくなってしまったりと、人間にとって悪影響が出てきます。
この他にも血流が悪くなり体が冷えてしまうと、頭痛、肩こり、腰痛などの症状が現れてしまいます。
頭痛、肩こり、腰痛が慢性化されている方は一度体調が良い時に体温を測ってみましょう。
じつは怖い冷え性…体を冷やしている原因4選
昔は女性が多くなっている印象がありましたが、近年は男性にも増えている“冷え性”
冬になると手や足が冷たくなってしまい、保温性の高い靴下や手袋が手放せなくなっていませんか?
どうして冷え性になってしまうのでしょうか?
それにはいくつか原因が考えられます。
冷たい飲食物を摂っている
冷え性になる原因の一つ目は、季節を問わず冷たい飲食物を口にしている事です。
お茶やビール、アイス等、冬でも冷たい飲食物を摂っていませんか?
冬季限定など、冬にしか販売されない冷たい飲食物の誘惑が意外と多いのもありますが、冷たい飲食物を日常的に口にしていると体を冷やす原因になっています。
冷たい飲食物は内臓内の温度調節機能を低下させてしまいますので、気を付けるようにしましょう。
内臓が冷えてしまうと頭痛、肩こり、腰痛の原因になります。
常に冷暖房完備の場所で過ごしている
冷え性になる原因の二つ目は温度です。
昔と違い近年冷暖房完備が進み、職場や家庭で常に一定の温度下のもとで長時間過ごしている方が多くいらっしゃいます。
冬なのに暖房によって室温が一定のため厚着をする必要もなくなり、昔よりも薄着の方も増えているようです。
一年を通して一定の温度下のもと過ごしていると、人は体温調節機能が少しずつ低下してしまいます。
そのため、うまく体温調整ができず冷え性の原因となってしまうのです。
どうせ職場で着替えるし荷物になるからといって薄着になってはいませんか?
しっかり防寒対策をして、体を冷やさないように対策しましょう。
水分の過剰摂取
冷え性になる原因の三つめは水分の過剰摂取です。
水分の過剰摂取は体温調整がしにくくなります。
冬はあまり水分を摂らないと思っている方も多いでしょうが、冬は空気が乾燥しているため意外と水分を摂取していたりします。
さらに2-2でも紹介しましたが暖房をつけていると空気が乾燥している事も水分の摂取につながっています。
女性の方ではダイエットやデトックス効果を狙って毎日2リットルの水分を積極的にとっている方もいらっしゃるようですが、過剰な水分の摂取は冷え性になるリスクがあります。
そして冬は忘年会やお正月、新年会などお酒やジュース等を飲む機会も増え、いつもよりも水分を摂取しがちになります。
コレステロールや中性脂肪の数値が高いと指摘されている人は毛細血管の動脈硬化により冷え性になっている可能性も考えられますので気を付けるようにしましょう。
体を冷やす野菜、果物を食べている
体を冷やす食べ物は色々あります。
よく聞くのは“旬の物が体を温めるので良い”ですが、近年ではスーパーに一年中置いている物も多く、どの食べ物が旬なのかよく分からない方もいらっしゃるかと思います。
そして旬であっても体を冷やしてしまう野菜もありますので注意が必要です。
まずは夏が旬の野菜です。
サラダの代表的な野菜であるレタス、キュウリ、トマトなどは一年を通してスーパーで売られていますので注意が必要です。
夏に旬の野菜は体を冷やす効果があります。
夏にたくさん食べ、冬は控えめにしたいですね。
次は地面の“上”にできる野菜も体を冷やす野菜です。
もやしや、ナス、おくら等です。
もやしは一年中スーパーに置いていますし、安価なのでついつい食卓に一年中並んでいる事が多いのではないでしょうか?
体を冷やしてしまう食べ物ですので、温かいスープの具にしたり、体を温める野菜と一緒に摂ったり工夫してみましょう。
そして葉物野菜も注意して欲しい野菜です。
白菜、小松菜、キャベツ、ホウレンソウ等です。
お鍋には欠かせない白菜は冬が旬ですが、葉物野菜の一つですので体を冷やす野菜に分類されます。
全く食べないのではなく、量に気を付けながらおいしい旬の野菜も堪能していきたいですね!
野菜だけではなく果物にも体を冷やす効果があるものがあります。
簡単に説明すると暑い地方でとれる果物は体を冷やします。
果物は旬だから体を温める、旬では無いので体を冷やすというわけではありません。
バナナ、パイナップル、マンゴー、キウイは南国でとれる果物であり、比較的一年中スーパーに置いていますが、体を冷やす果物です。
冬に食べたくなるみかんは体を冷やす果物ですが、オレンジは体を温めてくれる果物になります。
さらに桃、パイナップル、ミカンは缶詰になり一年中スーパーに置いていますが、パイナップルとミカンは体を冷やすのに対し、桃は体を温めてくれます。
とても複雑ですが、果物を一度に大量に食べる方は少ないかと思います。
さらに果物は酵素やビタミンなどの栄養価も高いので、全く食生活から排除するのではなく、温かい飲み物のお供として食べてみるようにしてください!
冷えを撃退!体を温める方法を知ろう!
冷えた体を温めるのに簡単で効果的なのはお風呂です。
血液の流れをよくし、リラックス効果もありますので冬は毎日入るように心がけましょう。
冷えの対策として38〜40度のぬるめのお湯に胸の下(みぞおちの辺り)まで入る半身浴がおススメです。
20〜30分入って下半身をじっくり温めるようにしてください。
下半身を温めることで血液が全身をめぐり、体全体を芯から温めてくれます。
冬は湯温が下がりやすいのでお湯の温度にも注意しましょう。
その他にも、お腹を温めるのも効果的です。
お腹の内側には内臓がありますので、内臓を温めてあげると血液が循環して、冬に冷たくなりやすい手や足が温かくなっていきます。
お腹だけではなく、首元を温める事も冷え対策になります。
ハイネックのセーターを着たり、マフラーやストールを巻いたりと首元を温めるようにしてください。
スカートではなくズボンがベストな服装ですが、どうしても制服などで服装が限られている方はカイロや、腹巻、保温効果のある下着などでお腹が冷えないように対策をしてみましょう。
体を内側から温めてくれる飲食物も積極的に取り入れたい体を温める方法の一つです。
玉ねぎ、カボチャ、ニンジン、ゴボウ、ジャガイモ、レンコン、鮭、納豆、キムチ等が体を温めてくれる食べ物です。
玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモは常備菜として置いている方も多いのではないでしょうか?
上記の食べ物は調理法もたくさんありますので、体を温めてくれる食材を使った料理を毎日食べるようにしていきましょう。
この他にも、紅茶やウーロン茶、ココア、日本酒、赤ワインも体を温めてくれます。
休憩時間や自宅でのリラックスタイムにぜひ摂るようにしてください。
終わりに
今回は冷えについて簡単ではありましたが解説させていただきました。
冷え性になってしまう原因に心当たりがあった方は早速今日から改善してみましょう!
そして、体を冷やす食材をなるべく口にしない事も重要です。
体を冷やしてしまう食べ物の中には旬の物もありますので、量に気をつけたり、食べ方を工夫したり、上手に取り入れていきましょう。