夏バテも解消!質の高い睡眠で体の疲れを癒そう!
こんにちは。
「最近疲れやすいな」、「寝ても疲れが取れないな」と感じてる方は、結構いるのではないでしょうか。
「疲れ」には大きく分けて二つの種類があります。
それは「肉体的疲労」と「精神的疲労」の二つです。
肉体的疲労については説明が不要かもしれませんが、運動をして体を動かすことによっての起きる身体の疲れです。
精神的疲労については、主に悩んだり、悲しんだり、焦ったりすることによる心の疲れです。
これは良く耳にする「ストレス」であり、現代人の多くが少なからず抱えている疲労だと言えます。
肉体的疲労は体を休めること、精神的疲労は脳を休めることにより疲れが取れるのです。
この二つの疲労を取るために重要なのは「睡眠」なのです。
そこで今日は質の良い睡眠で、疲れを癒すコツをご紹介したいと思います。
Contents
睡眠のメカニズム
みなさん、【レム睡眠】【ノンレム睡眠】という言葉を聞いたことがありませんか?
聞いたことあるけど、実際に何なのかを良く知らないという方のために、まずは簡単に説明させていただきますね。
【レム睡眠】とは、体を休める睡眠であり、【ノンレム睡眠】というのは脳を休める睡眠です。
この二つの睡眠は、波のように交互に現れます。
【レム睡眠】のときは、眠っていても本能的に外敵に対応できるよう脳は浅い眠りに近い状態です。
この時に脳は様々な記憶を整理しています。
【ノンレム睡眠】のときは、思考や記憶を掌る大脳皮質や、体を動かすための交感神経などを休ませています。
この間にストレスが取り除かれたりします。
疲れを癒すためには、睡眠がとても重要であり、この質によって疲れの取れ方も変わってきます。
質の良い睡眠とは…
「寝すぎて疲れた」
これは大半の人は経験したことがあるのではないでしょうか。
疲れを癒すためには睡眠は必要ですが、寝れば寝るほど疲れが取れるわけでもないのです。
また、寝すぎで頭痛や腰痛がするといった症状も出たりします。
これは、寝ている姿勢による血行の滞りや、同じ態勢をし続けることによる背骨への負荷などが挙げられます。
これにより、たくさん寝ても逆に疲れるといったことが起こってしまいます。
最適な睡眠時間は、個人差があるので一定ではありませんが、質の良い睡眠をとるための方法は同じです。
質の良い睡眠を取るために必要なのは「メラトニン」と呼ばれる疲労を回復させるホルモンをきちんと分泌させることなのです。
では、どうすればメラトニンを分泌させることができるのでしょうか。
◎寝る前スマホ、パソコンをやめる
メラトニンを分泌させる効果を抑えてしまうのが、画面から発光される「ブルーライト」です。
実は、パソコンやテレビ、スマホなどから発行される「ブルーライト」は、精神疾患の一つであるパニック障害をい引き起こすとも報告されており、まさに現代病の一つとも言えます。
「ブルーライト」を直視し続けることで、脳が興奮状態になりなかなか寝付けなくなったり、眠りが浅くなったりし、睡眠障害や精神障害を招く可能性があることから、現在では厚生労働省でも寝る前のスマホには注意喚起を促しています。
◎部屋を暗くする
メラトニンが分泌されるのには30ルクス以下の明かりでないといけないということが分かっています。
明るい部屋ではメラトニンの分泌を抑制してしまうので、真っ暗な場所で眠るのが苦手な人はオレンジの間接照明にして寝ましょう。
◎心身ともにリラックスする
リラックスする方法はいろいろありますが、やはりお風呂につかることがオススメです。
お風呂につかることで、緊張をほぐす副交感神経が優位になり心身ともにリラックスできます。
また、ストレッチをしてから寝るということも、リラックス効果があります。
心身ともにリラックスすることで、眠りにつきやすくもなります。
おわりに…
毎日何気なく睡眠を取って生活をしていますが、ご覧のように睡眠はとても大切な日常生活の一部です。
同じ時間、睡眠を取るのであれば質の良い、疲れが取れる睡眠を取りたいものですよね。
何かとお疲れの現代人!質の高い良い睡眠を取る方法は簡単に実践出来ることばかりなので、今日からでも少し気を付けてみてはいかがでしょう。
夏バテが気になるこの時期だからこそ、快適な睡眠を得るために取り組んでみては?
きっと、快適な睡眠が、快適な人生を作ってくれるでしょう!
きっと明日は、今日よりも体がすっきりしていると思います。
それでは皆さん、良い睡眠を。