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ショック!妊娠が原因の脚のむくみ、産後も戻らない…いつまで続くの?

 2018/03/27 ダイエット 美容と健康
この記事は約 6 分で読めます。 1,227 Views

こんにちは、もちこです。
妊婦後期の友人に「最近むくみが酷くて、定期検診で指摘されて少し不安」という話を聞きました。
そういえば、そんな項目があったなと母子手帳を見てみました。
真ん中のあたりに【浮腫(ふしゅ)】という項目があり、むくみは、漢字で浮腫みと書き、浮腫という名前で書かれています。

厚生労働省:母子健康手帳の様式についてより引用
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/kenkou-04.html

この、「-、+、++ 」でむくみの酷さを助産師さんが定期健診でチェックしてくれるのですが、妊娠後期は「++」の方が増え、注意されることも少なくないそうです。
妊娠中だけむくみが酷いのかなと思っていたら、そうでなく出産を終えてからもむくみに悩んでいる方がとても多いと知りました!

そこで今回は、妊娠によるむくみの原因と、産後のむくみの解消についてご紹介したいと思います。

妊娠や出産によるむくみの原因は?

そもそもむくみとは、血液中の水分が血管やリンパ管の外に染み出て皮膚の下に溜まった状態のことを言います。
そのため、手足や、顔などが腫れてしまうのです。

妊娠後期のむくみは、お腹の中の赤ちゃんが日に日に大きくなり、重くなってきます。
そのため、お腹周りの血管が圧迫され特に脚のむくみが酷くなってきます。
「妊娠中太った?」と外見が太って見えることも、本当に太っているのではなく、むくんでいることでそう見えてしまうということもあります。
また、むくみが酷い場合、検診で注意されるのは【妊娠高血圧症候群】などの病気が疑われるからのようです。

産後のむくみはいくつか原因があります。

主に産褥期(さんじょくき)に起こるむくみは、妊娠中に3~5割増えていた血液量が、出産により急激に減少し、身体が妊娠前の血液量に戻ろうとします。
分娩後、横になり安静に過ごす時期が終わると、座って授乳することが増えます。
座っていることで、体内の水分が下の方へ移動し、脚がむくみやすい状態になります。
さらに、ホルモンバランスの変化や、慣れない環境でのストレス、寝不足や運動不足により、自律神経が乱れがちです。
そうすると、血液の流れが悪くなり、結果むくみが起こりやすくなります。

また、帝王切開で出産された方は、普通分娩の方よりむくみが酷いことに悩んでいる方が多いようです。
この原因は、手術後から産後まで体を動かさないこと、血液が濃くなりすぎないよう点滴で水分を補っていることが原因です。

また産後は、授乳により水分不足に陥りやすくなるため、身体は水分を溜め込もうとします。
それによりむくみが起こりやすい状態になったりもします。

むくみを改善するために自分で出来ること

産後のむくみは、ほとんどが一時的なもので、産後3週間から1か月くらいで解消されると言われています。
しかし、今むくみを改善するために自分で出来ることはあります。
赤ちゃんのお世話をしながら、自分で出来ることからやってみましょう!

塩分を控えた食事をする

塩分を取りすぎると、体は体内の塩分濃度を下げようと水分を溜めやすくするため、濃い味のものは控え、薄味や減塩の調味料などを使って食事してみましょう。

また、カリウムを含む食物を摂取すると、カリウムは体内にある塩分を汗や尿として排出する利尿作用があるので効果的です。
カリウムを多く含む食材は、トマト・ナス・イモ・納豆・ほうれん草・アボカド・バナナ・スイカ・昆布・ひじき・わかめなどが挙げられます。
飲み物では、杜仲茶やハト麦茶などにも含まれていますので、飲み物を飲む時はこういったお茶を飲むことも効果的です。
水分を摂ると余計にむくみそうな気もしますが、水分が不足することで逆に体は水分を溜め込もうとするので、しっかり水分を補給してあげることも大切です。

軽い運動をする

むくみは運動不足から起こっていることもあります。
やはり、産後赤ちゃんのお世話をしていると運動不足になりがちです。
適度な運動をすることで、リンパの流れが良くなり、水分の排出を助けます。
また産褥期は、【産褥体操(さんじょくたいそう)】と呼ばれる運動がオススメです。
産褥体操は、むくみだけでなく産後の体の回復にも効果的です。

足を上げて横になる

重力により水分は脚に溜まりやすくなるため、どうしても脚がむくみやすくなってしまいます。
そこで寝るときはクッションなどを置き、足を高くして横になると血流が良くなり、むくみを和らげてくれます。
だからと言って、高くすればするほど良いわけではありません。
逆に足を高くしすぎてしまうと、脚の付け根にある静脈が圧迫されて血行が悪くなることがあります。
床から約10~15センチほどの、適度な高さにすることを心掛けましょう!
また寝る前に足湯をすると、血行が悪くなりやすい足先も温まることで血行が良くなります。
マッサージも併せて行うことで血行促進効果も上がります。
足湯はリラックス効果もあるので、気持ちよく睡眠に入ることが出来るでしょう。

産後のむくみが思うように取れない場合は

むくみが自然に治りにくい場合は、むくみ解消グッズを使ってみるのも良いでしょう。

産後のむくみは、圧を掛けることでも解消出来ます。
リンパ管が詰まってむくんだ状態の皮膚に圧力をかけてやることで、溜まった水を静脈に流し込むのです。
市販されている着圧ソックスなどを履くことで、脚のむくみは軽減できます。
着圧ソックスには、靴下タイプや、タイツのようにお腹まである形など様々な形の着圧ソックスがあります。
お腹まであるものは同時に骨盤のサポートをしてくれる商品もあるようなので、自分の体調などに合わせて商品を選びましょう。

マッサージローラーなどを使い、ふくらはぎをコロコロとマッサージすることも効果的です。
マッサージローラーは既にお持ちの方もいるかと思いますし、持っていない方も100円均一やドラッグストアでも販売されていますので、テレビを見ながらや、お風呂の時間・寝る前など自分の好きなタイミングで使ってみてください。

また、産後のむくみが1か月を過ぎてもなかなか取れない場合は、何らかの原因があると思われます。
特に、妊娠中にむくみが酷く妊娠高血圧症候群と言われていた方は、その影響が続いている可能性があります。
妊娠高血圧症候群とは、別名【妊娠中毒症】と呼ばれており、妊娠20週以降、分娩後12週まで血圧の上昇や蛋白尿を伴う症状が見られることです。
この妊娠高血圧症候群の一番の治療は【出産】であり、産後は症状も自然となくなってくるものです。
しかし1ヶ月以上経ってもむくみが酷いままであれば、赤ちゃんの1ヶ月検診の時にでも先生に相談してみましょう。

終わりに…

産後すぐの体は非常にデリケートで、ストレスが溜まりやすい状態と言えます。
育児が思うようにいかなかったり、自分の時間が取れなかったりとイライラしがちですが、むくみもその原因にしてしまわないよう心がけましょう。

産後のむくみは自然に解消されていくものですが、脚の太さなど、やはり見た目にわかると気持ち的にショックも大きいですよね。
まずは自分で出来ることから、より早くむくみを解消出来るよう、少しずつ努力してみましょう!

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