女性に嬉しいメリットがいっぱいの簡単股関節ストレッチをやってみよう!
こんにちは。
普段立ち仕事やデスクワークをしている方、運動不足を感じている方、夏でも冷え性だったり、夕方になると脚がむくんでパンパン…なんて人多いんじゃないでしょうか?
実はそれ、股関節が硬いことが原因かもしれません!
股関節とは、人間の関節の中で最も大きな関節であり、胴体と両足を繋いでいます。
二足歩行する人間の体重を支え、歩いたり、体の曲げ伸ばししたりする動作を担うのが股関節です。
股関節が硬いのを放っておくと、周辺の筋肉に負担がかかり、それをかばおうとして体がねじれたり傾いたり、歪んだ姿勢になってしまいます。
身体が歪むと、猫背や反り背、ストレートネックなどになったり、また腰痛、肩こり、頭痛など下半身だけでなくいろいろな場所に悪影響が出てくるのです。
股関節が柔らかくなれば、足先などの末端にも血液が流れて冷えの改善や、リンパの流れが良くなることでむくみの解消、血流が良くなることで体の代謝も上がり、ダイエット効果もあります。
他にも股関節を柔らかくすることで、重い生理痛(PMS)の緩和や生理不順、体の歪みを戻し、X脚やO脚の改善にもなる…といった特に女性には嬉しい様々な効果があるようです。
そんな女性に嬉しい効果がいっぱいの股関節ストレッチ!
今日はたった2分30秒で出来る簡単なストレッチと、ストレッチポールといった道具を使って効率的にストレッチする2つの方法をご紹介したいと思います。
道具なしで出来る「開脚ストレッチ」
股関節を柔らかくする方法はいろいろありますが、やはり最初は「開脚ストレッチ」です。
道具も要らずに出来るので、まずは開脚ストレッチで、少しずつ股関節を柔らかくしていきましょう。
※ストレッチを行う際は、布団やヨガマットなど、適度な柔らかさのあるところでするほうがいいので、事前に準備をお願いします。
基本的な開脚ストレッチ1
① 脚を開き、お相撲さんの四股を踏む姿勢のように、両膝を90度に曲げます
② 両手を、肘を伸ばした状態で膝に置き、膝を外側に広げるように押しながら、体を上下に20回(30秒)揺らします。
(肘を伸ばした状態が厳しいときは曲げても大丈夫です。)
③ 右肩を内側に入れ30秒、左も同様に30秒行います。
④ 元のまっすぐ向いた状態に戻します。
このストレッチでは、四股による腰割りで股関節の可動域を広げることが出来ます。
基本的な開脚ストレッチ2
① 左脚を曲げて、右脚は伸ばした状態で腰を落とします。
② 伸ばしているほうの足のつま先を天井に向け、両手は肩幅に開き、体の前に付きます。
③ 脚の付け根を伸ばすことを意識しながら、体を上下に30秒揺すります。
④ 逆の脚も同様に行います。
このストレッチは、内ももの内転筋(ないてんきん)を鍛えることが出来ます。
効率さがアップする「ストレッチポール」を使ったストレッチ
ストレッチポールとは、メジャーリーグのイチロー選手やダルビッシュ選手、スキーの高梨沙羅選手など多くのアスリートや、歌手の安室奈美恵さんなども使用している、長さ1m弱の円柱状のポールです。
色々な用途に使えるこのストレッチポールですが、股関節をほぐすのにも使えるので、その使い方をご紹介します。
※地面に直に置いても構いませんが、ヨガマットなどを敷くと身体への負担が減ります。
ストレッチポールの基本姿勢
リラックスをして、ポールの端から頭が飛び出ないくらいの位置に乗り、膝を立て仰向けになります。
これが基本姿勢になります。
ストレッチポールでの股関節ストレッチ1(股関節を緩める)
① 基本姿勢を取ります。
② 次に左右の足の裏をくっつけ、膝を開いていきます。
このときかかとは出来るだけポールに近づけるようにしましょう。
③ 膝を無理しすぎず、開けるところまで開き、そのままの姿勢を30秒キープしましょう。
このとき、お尻に力が入らないよう意識してください。
ストレッチポールでの股関節ストレッチ2(股関節を絞める)
① 基本姿勢を取ります。
② 膝の位置はそのままに、膝から下を少しずつ外側に開きます。
このとき股がなるべく開かないよう、内股気味にするのがポイントです。
③ この状態を30秒キープしましょう。
このときも出来るだけお尻の力は抜くように意識してください。
ストレッチポールの形状や材質のおかげで足や体の重みをうまく利用でき、自然と【緩める】と【絞める】のストレッチを自分一人で簡単に出来るようになります。
ストレッチポールを使うと、股関節の柔軟性を効率よく高めていくことが出来ますね。
終わりに…
どの方法も難しい動作はなく、短時間で出来るものばかりです。
身体を柔らかくすることで、日ごろの疲れの溜まった身体をほぐしたいという方やダイエットをしたい方に股関節ストレッチはオススメです。
体は加齢とともに柔軟性が落ちたり、デスクワークや立ち仕事で筋肉が硬直して柔軟性が落ちたりと、気づかないうちに硬くなっていることがあるのです。
開脚ストレッチやストレッチポールでのストレッチによって股関節を柔らかくすることで、ご紹介した他にも
・便秘の解消
・肩こりの解消
・インナーマッスルの強化
などの嬉しい効果もあるので、是非やってみてはいかがでしょうか。
ストレッチを行うときは、ヨガマットを使用すると体への負担を減らすことが出来ます。
【今回、使用したヨガマットはこちら↓】
またX脚、O脚などの脚の歪みをもとに戻すことで脚も細くなったり、むくみや冷えの解消になるということで、働く女性は是非やってみてはいかがでしょうか。
参考サイト