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最近急に腰痛が…痛みの原因は?放置は危険!今出来る対処法と予防策

 2017/12/25 美容と健康
この記事は約 7 分で読めます。 1,547 Views

こんにちは。

腰痛は今や生活習慣病ともいわれる時代になっており、年齢を重ねるだけでなく、若い人にも症状が現れていることがとても多く、腰痛を感じている人は現在約2800万人にものぼると言われています。

【腰痛】と一言で言っても、原因は様々あり、病気的なものや、筋肉の疲労などからくるもの、骨に異常が起きているもの、慢性的なものや一時的なもの、種類は様々です。

普段デスクワークが多い方で、「今までなんともなかったのに最近なんか腰が痛いな…だるいな…」と感じている方いませんか?
また、営業などで長時間車の運転をする方や、最近寒くなってきたので腰が痛むという方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで今回は簡単に出来るセルフチェックで、自分の腰痛について知ってみましょう!

 

腰痛の種類

腰痛にも様々な種類があります。
あなたの当てはまっている症状がどれか下の図で確認してみてください。

参考サイト:NHK健康チャンネル
http://www.nhk.or.jp/kenko/atc_510.html

いかがでしょうか?

①の【じっとしていても痛む】に当てはまっている方は、内臓の疾患や、重い脊柱の疾患の可能性がありますので、危険度はとても高いようです。

②の【背中が曲がってきた】は、加齢による骨粗鬆症などで背中の骨が圧迫骨折されている場合もありますので、危険度は高いです。

③の【お尻や脚が痛む・しびれる】、④の【脚のしびれにより長く歩けない】は、神経が圧迫されていることによりしびれや痛みを感じます。
原因は、椎間板ヘルニアや、すべり症、腰部変形性脊椎症(ようぶへんけいせいせきちゅうしょう)、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)などがあります。
やはり加齢が原因で発症する腰痛も多いですが、椎間板ヘルニアは比較的若い人にも多いので若い人でも注意が必要です。
※①~④に当てはまることがある場合は、一度医療機関を受診することをお勧めします

⑤の【体を動かしたときだけ、腰だけ痛む】というのは、長時間同じ姿勢でいたり、無理な体勢をすると筋肉が緊張し、疲労することで血行が悪くなり痛みが起こります。
また、腰の周りにある大腰筋(だいようきん)やお尻の筋肉の大殿筋(だいでんきん)や中殿筋(ちゅうでんきん)が衰えると腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こします。
こちらも危険度は低めですが、症状が悪化した場合や、3か月以上症状が続く慢性腰痛の場合は整形外科を受診することをお勧めします。

よく耳にするぎっくり腰も⑤に分類されます。
ぎっくり腰{正式名:腰仙部挫傷(ようせんぶざしょう)}は、重いものを持ったり、中腰などの体勢で腰に無理な力がかかるような動作をしたときに突発的に起こる腰の捻挫なのです。

このように腰痛といえど、様々な種類があるのです。

 

急に起こる腰痛の原因

腰痛の種類がたくさんあることを先ほどお伝えしましたが、今回は⑤であった【体を動かしたときだけ、腰だけ痛む】という、普段は痛みがないのに一時的に腰が痛むという症状の原因を調べました。

動作要因
・重いものを持ち上げたり、降ろしたりする動作が多い
・腰を深く曲げたり、ひねったり、中腰の状態などをすることが多い
・デスクワークや立ち仕事で、長時間おなじ姿勢でいることが多い

環境要因
・車の運転で体が長時間振動にさらされていることが多い
・寒い空間で長時間過ごすことが多い

個人的要因
・運動不足
・肥満傾向である
・筋力の低下
・過度のストレスにさらされている

最近腰痛を感じている方は、主にこれらが関係していると思われます。
腰は体を支えるとても大事な部分ですので、痛みがひどくなる前にケアしたいですよね。
一時的な痛みも、放っておくと慢性的なものに進行し、病気的なものになってしまう場合もあります。
腰に痛みや、だるさを感じ始めてから1週間くらいであれば病院に行かずとも治る可能性があるので様子を見てみましょう。

 

今痛い痛みを緩和する方法

今、急に自分に起こっている腰痛はどのような痛みですか?
よく腰が痛いときは冷やすのか温めるのかどっちが良いのか、なんていうことを耳にしたことがありませんか?
腰痛には二種類あり、急性の腰痛と慢性の腰痛があります。

◎急性の腰痛は、「ぎっくり腰」「怪我や打撲」「過度な運動後の筋肉の炎症」「ヘルニア」などの、今まで痛まなかったのに急にズキン!とくる痛みです。
こちらは患部が炎症を起こし腫れたりするので、【冷やす】が正解です。
また急性の場合は安静にすることや、腰が動かないようにコルセットなどで圧迫することが重要です。

◎慢性の腰痛は、怪我と思えるほどひどくはないけどなんとなく違和感があったり、鈍痛が3日以上継続している症状です。
これは同じ姿勢を長時間維持することなどで筋肉が緊張して(こってしまって)血行が悪くなり、血行が悪くなることで老廃物の中にある炎症を起こす物質が悪さをして、痛みを感じるようになります。
腰が、「血行が悪いので何とかしてほしい!」とSOSサインを脳に連絡しているのです。
この場合は【温める】が正解です。
また慢性の場合はストレッチなどで血行を良くする、筋肉を付けて老廃物が滞らないようにする必要もあります。

痛みがひどい場合は湿布薬や鎮痛薬などを貼り、痛みを和らげる方法があります。
しかしこちらは根本的な痛みの改善にはならないので、使えば腰痛が治るのもではありませんのでご注意ください。

 

自分で出来る日常での腰痛予防対策

病気的でない軽度な腰痛は予防対策により、腰が痛まないようにすることが出来ます。

自分で出来る予防対策

①腹筋と背筋を鍛える
先ほどご紹介したとおり、腰や臀部の筋力の低下により腰痛が起こっている場合があります。
腹筋と背筋を日ごろから鍛えることで腰への負担が軽減されます。

②姿勢に気を付ける
同じ姿勢を長く続けず、特に前かがみになる場合などは、高さを調整したりして自分に合ったしんどくならない姿勢をすることを心掛けましょう。
また、椅子に座るときなども椅子に深く座り、背骨を伸ばし、膝、足首が90度になるよう高さを調整するなどして、姿勢に気を配りましょう。

③靴の選び方や、カバンの持ち方に注意する

女性は特にヒールの高い靴や厚底靴を履くことも多いかもしれませんが、出来るだけかかとの低い安定性のある靴を選びましょう。
また、片方の腕でばかりカバンを持たず、こまめに左右持ち換えたり、片方にだけ負担がかからないリュックを背負うのもいいでしょう。

④重いものを持つときは、ゆっくりしゃがんでから持ち上げる
いきなり力任せに「よいしょ!」と持ち上げずに、中腰の体勢にならないよう、しゃがみ込んでから腰を落としてゆっくり持ち上げるようにしてください。

 

終わりに…

腰痛を感じたら、痛みを放置することは危険です。
また少しでもおかしいと思ったときは自己解決せずに、病院の受診も大切です。

普段仕事で忙しく運動する機会が少ない方は特に、運動不足で腰の筋力が低下しているから腰痛が起こっているかもしれませんね。
慢性的な腰痛に悩まされる前に、日々自分で出来る限り腰に負担をかける動作を控え、また腰を支える筋力を上げることや姿勢に気を付けることである程度の腰痛は予防することも出来ます!
自分の体は自分でケアしてあげることも大切ですよ。

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