筋膜リリースで脱・不健康体!肩こり腰痛など体の不調を改善しよう!
こんにちは!
CROTHO(クロート)編集局です。
突然ですがみなさん筋膜(きんまく)リリースってご存知でしょうか?
筋膜はがしなんて呼ばれることもあるそうです。
テレビでも紹介され、最近少しずつ話題になりつつある筋膜リリースというフレーズ。
耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれもません。
しかしあまり知らない方が大半なのではないでしょうか?
私もそのうちの一人でした。
実は筋膜リリース…調べていくうちに体にとってとても重要だということを知りました。
今回は筋膜リリースで脱・不健康体をテーマに簡単にわかりやすく解説していこうと思います。
Contents
筋膜とは
筋膜は簡単に説明すると筋肉を包む膜です。
細かいところでは筋繊維(すじせんい)を、大きなところでは体全体を包んでおり、第二の骨格とも言われています。
筋膜は様々な筋膜と連結しあい三次元的なバランスを保つ役割をしています。
そのため筋膜の一部に機能障害が起きてしまうと、そことは全く別の場所に影響をおよぼす可能性があります。
そして筋膜はコラーゲンでできておりとても柔らかいので、デスクワークなど長時間同じ姿勢の方や、よく足をくんでしまう方、猫背気味な方はいつの間にか筋膜同士がくっついてしまっていた…なんて症状が現れます。
筋膜同士がくっついてしまっている状態を癒着(ゆちゃく)といい、肩こりや腰痛という体の不調の引き金トリガーポイントとなってしまっていることが多くみられます。
筋膜に癒着が起きてしまうと筋膜はねじれたりひきつったりしてしまいます。
ねじれた筋膜は柔軟性を失い、それが原因でコリにつながっていくのです。
肩こりがなかなか解消しない方や、腰痛があるのにマッサージをしても改善しない方はもしかすると筋膜がねじれていたり、ひきつったりしているのかもしれません!
筋膜リリースをすると…
1で筋膜は全身つながっていて、どこかに異常が生じると別の部分にまで影響を与えてしまうということが分かっていただけたかと思います。
いくらマッサージなどをしても改善しないのは別の場所が原因だったという可能性があり、広い範囲で筋膜をほぐしていくことが必要だということです。
そこでみなさんにおススメしたいのが筋膜リリースという方法です。
筋膜リリースとは、筋膜がねじれてしまっていたり、他の体の部位まで引きつらせてしまっているのをはがして改善する方法です。
筋膜リリースをすると、リンパの流れが良くなります。
そしてリンパの流れが良くなることにより新陳代謝が活発になり、痩せやすくなったり肌がきれいになったり、冷え性なんかも改善できたり脱・不健康体できるメリットだらけです。
筋膜リリースして小顔に!簡単なマッサージ方法の紹介
筋膜リリースの効果があるのは肩や腰だけではありません。
女性の悩みのひとつでもある顔痩せ。
顔の筋膜リリースは小顔になれる方法のひとつでもあります。
小顔に効果的で私がおすすめしたいのは【舌回し体操】です。
道具は一切使わず、舌を回すだけで誰でも小顔になれてしまうマッサージ方法です。
読むだけですぐ始められる顔の筋膜リリースで、悩みだったほうれい線や顔のたるみを改善してみませんか?
1,口を閉じたままの状態で、舌を上下の歯茎に沿って回す。
2,まずは左右20回ずつする。
慣れてきたら回数を増やしていく。
舌回し体操の方法はたったこれだけです。
初めはあごや耳のつけねが痛くなりますが、これがきちんと体操ができている証拠なので諦めずに続けましょう。
習慣化することが大切なので、テレビを見ている間や、お風呂に入っている隙間時間に毎日トライしてみませんか?
部位別にマッサージボールを使って筋膜リリースしてみよう
筋膜リリースを行うときによく使用されているのがフォームローラーという筒状の器具です。
フォームローラーは筒状の筋膜リリースに適している器具です。
大きさは30センチ程度の物が多く、表面がデコボコとしていてツボを刺激してくれます。
価格は2000円~4000円程の物が多く、表面にほどこされたデコボコもメーカーによって色々な形状があるようです。
しかし、私のおすすめはマッサージボールというマッサージ器具です。
テニスボールぐらいの大きさで、価格は1000円~2000円程。
形も色々ありますが、一番人気があるのは雪だるまのようなボールが二つくっついている形状のようです。
私が筋膜リリースをするにあたってマッサージボールをおすすめする理由としては、体の不調の引き金であるトリガーポイントをピンポイントで効果的に刺激することが可能だからです。
体と器具の接地面がピンポイントになることで、より深い部分の筋膜を刺激できます。
下記ではマッサージボールを使った筋膜リリースの方法を【肩】と【腰】の部分にスポットを当て紹介しています。
肩の筋膜リリース その1
1,床にあおむけに寝そべり、膝をたてます。
2,肩甲骨の部分にマッサージボールを置きます。
3,ゆっくりマッサージボールに体重をかけていきます。
首と肩甲骨の間がこっている場合はその部分にマッサージボールを当て体重をかけてみてください。
肩の筋膜リリース その2
1,右手でマッサージボールをつかみます。
2,左の腕の付け根にマッサージボールを押し当ててください。
3,今度は左手でマッサージボールをつかみます。
4,右の腕の付け根にマッサージボールを押し当てます。
肩こりの原因は肩甲骨や首の筋膜が凝り固まってしまっているのが原因かもしれません。
マッサージボールなら肩こりのトリガーポイントをピンポイントでほぐすことができます。
凝りがひどければ少しの力でもかなり痛かったりします。
体調などに気をつけながら毎日筋膜リリースをしていくのが体調改善の近道です。
腰の筋膜リリース
1,床にあおむけに寝そべり、ひざをたてます。
2,腰の部分にマッサージボールを置きます。
3,ゆっくりと体重をかけ、腰を使いマッサージボールを転がします。
腰痛の場合、腰にトリガーポイントがある方と、お尻にトリガーポイントがある方がいます。
どちらに自分のトリガーポイントがあるかを判断する事は、一般人には難しいため腰痛改善の筋膜リリースの場合、腰にあてたマッサージボールを転がすことにより、広範囲のトリガーポイントを刺激することをおすすめします。
先ほども記入しておりますが凝りがきついほど痛いので、寝ながら筋膜リリースをするのが難しい方は床ではなく壁と自分の体にマッサージボールを挟みコロコロ転がしてみてください。
マッサージボールは力のかけ具合が調整しやすいので痛みが軽くなってきたら床で試してみてもいいかもしれません。
筋膜リリースとストレッチの違い
ストレッチは基本的に筋肉を伸ばすものです。
硬い体を柔らかくしたい場合にはストレッチがおススメです。
しかし厄介な事に筋膜は伸び切った状態でも硬くなる性質があるため、筋肉を伸ばす効果があるストレッチは伸び切った筋膜には効果がありません。
一方筋膜リリースは猫背状態の背中の筋肉のように伸びてしまったまま固まり機能していない筋肉はもちろん、硬い体にも効果があります。
終わりに…
筋膜リリースは痛みが伴い、少し厳しいマッサージセラピーになるかもしれません。
しかし、毎日少しずつ続けることにより得られる効果もかなり多いことを知りました。
今年こそは万年不健康体を卒業して、色々な効果が期待できる筋膜リリースをマッサージボールを使って解消してみてはいかがでしょうか。
参考URL
https://matome.naver.jp/odai/2144245219357780501
https://angie-life.jp/beautyfashion/83033.html
https://www.alpina-water.co.jp/blog/water-health/4689.html
http://triggerpoint.jp/about/index2.php