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そうなの?腹筋でお腹は痩せない事実!「鍛える」他に大切なこととは?

 2017/12/21 エクササイズ ダイエット
この記事は約 5 分で読めます。 1,547 Views

こんにちは。

ポヨーンとたるんだ、脂肪がついたお腹…どうにかしたいですよね。

冬は特に、寒さから身を守るため本能的に皮下脂肪を貯めやすい時期です。

それに加え、忘年会、クリスマス、お正月など、つい食べ過ぎてしまうイベントばかり…!

これは、もう体に「皮下脂肪を貯めこんでください!」と言っていると言っても過言ではない気もします。

 

しかし!そんな冬こそ、実は代謝が上がるのはご存知ですか?

冬は寒さから身を守るために皮下脂肪を貯めますが、体の体温を下げないためにエネルギーを多く使います。
このエネルギーの元は脂肪です。

冬は意外に、脂肪を燃焼させやすい時期とも言えるのです。

ではどうしたら、この脂肪がついたお腹は痩せることが出来るのでしょうか。

痩せる=体重減少ではない

痩せたいと思っている人の多くが体重を減らすことに目標をおいていたり、痩せたか太ったかは体重で判断しているのではないでしょうか。

確かに体重計は数字でズバッと判断出来るので、誤魔化しは出来ません。

メジャーを出してきて測るよりも、乗るだけで数字が見えるので計測も簡単です。

しかし、同じ体重でも脂肪がなく引き締まった体と、締まりがなくたるんだ体では見た目の美しさや、着る服のサイズも違ってくると思います。

こちらの写真を見てください。

体重は同じでも全然違いますよね!

「どちらが痩せているか?」と聞かれたら、ほとんどの人が【右】と答えるでしょう。

つまり、【体重を減らす=痩せる】のではないのです。

【脂肪を減らし、引き締める】のが【痩せる】のではないでしょうか。

 

腹筋してもお腹が痩せない理由

さて、先ほど【脂肪を減らし、引き締める】と言いましたが、「じゃあ腹筋運動して脂肪を減らせばお腹痩せ出来るんだ!」と思った方がいるのではないでしょうか。

…ズバリ言います。
腹筋運動をしただけでは、お腹は痩せません!

寝ころんだ状態から起き上がるといった上体起こしの腹筋運動(クランチ)は、主にお腹の真ん中に位置する【腹直筋】という薄い筋肉を鍛える運動です。
よって、ここだけを鍛えても脂肪は減らず、筋肉量も増えません。

痩せるために必要なのは、筋肉を付け【代謝を上げる】ということで、脂肪を消費するエネルギーを多くすることなのです。
この消費エネルギーは一般的に消費カロリーと呼ばれたりもします。

腹筋で消費出来るカロリーは他の運動に比べても低いことがわかります。
消費カロリーを計算する方法は、以下を参考にしてください。

消費カロリー(kcal)=運動強度(METs)×時間(h)×体重(kg)×1.05

参考資料;国立健康・栄養研究所調べ【身体運動のメッツ】表より抜粋
http://www.nibiohn.go.jp/eiken/programs/2011mets.pdf

単位(METs/メッツ)
運動強度の単位で、安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したもの。(引用:e-ヘルスネット)

見ての通り、腹筋は水泳やランニングに比べても運動量が低く、消費カロリーももちろん少ないのです。
消費エネルギーの多い運動に共通しているのは【有酸素運動】ということです。

腹筋は【無酸素運動】で、この無酸素運動のエネルギー源は脂肪ではなく、主にグリコーゲンなど糖質を使います。
無酸素運動は、筋力をアップさせることには有効とされていますが、脂肪を減らすことにはあまり効果がないようです。
よって腹筋運動で脂肪を減らし、お腹を痩せることは出来ないのです。

 

有酸素運動に腹筋を組み合わせる意味

「じゃあ、腹筋運動をしても意味がないの?」というとそうではありません。

有酸素運動と腹筋を組み合わせてすることで、効果的に脂肪を減らし、痩せることは出来ます。
腹筋運動は、【無酸素運動】になり、腹筋を鍛えると「基礎代謝が上がる」という効果があります。

基礎代謝とは、運動しなくても生命を維持するために体が使うエネルギーで、基礎代謝が上がれば、立っているだけ、寝ているだけでも自然に脂肪が燃焼しやすくなります・
つまり筋肉をつけると、だんだん太りにくい体質になっていくのです。

基礎代謝を上げるために必要な筋肉を増やすことで、脂肪を燃焼する有酸素運動の効果がさらに高まります。

効果的にお腹を痩せさせるためには、無酸素運動である腹筋運動と、有酸素運動を組み合わせて行うことでお腹の脂肪を効率的に燃焼させることが出来ます。

そして腹筋運動でも、【クランチ】だけでなくクランチにひねりを加えた【ツイストクランチ】をすることにより腹斜筋と呼ばれる脇腹にある筋肉と、腹横筋というその内側にある筋肉が鍛えられるので、よりお腹周りをスッキリ出来るでしょう。

おわりに…

冬は夏に比べ、脂肪も貯まりやすいが、減らしやすい時期でもあります。

食べたくなる衝動を少し抑え、少し運動をするだけでも、かなりお腹の脂肪の付き方は変わってくるでしょう!

今から少しずつでもやっていれば、薄着の季節には引き締まったスッキリしたお腹になっている可能性は大だと思います!

これから寒くなる本番、あと一口食べたくなったときに、一息深呼吸をして自分のお腹を触ってみましょう。

その脂肪は、失くせます!

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